くず鉄収集所

遊戯王のあれこれを徒然なるままに書き下ろしていくブログです。

デッキ構築備忘録【No.89電脳獣ディアブロシス編】

はじめに

皆さんこんにちは、Feです!

今回の記事も引き続き構築備忘録となっています。まさかの2連続投稿となってしまいましたが、ここ最近スランプ気味なのでこういった形でも書かないといつまで経ってもブログが更新できそうにありません。改めてこの備忘録というスタイルの便利さを噛みしめています。

ちなみに前回の備忘録記事はこちら。↓

fe65282903.hatenablog.com

また、今回は実験として普段のデッキ紹介のような流れではなく、デッキ構築の流れに沿って記事を書いてみました。読みづらい点等ありますがご了承ください。それでは、今回の構築備忘録です。

デッキレシピ(暫定)

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デッキ構築のきっかけ

久しぶりにPSYフレームを使いたい!

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元々純テーマデッキとして組んでいた位には好きなテーマだったのですが、《PSYフレームギア・γ》が制限になったことを機に今回久しぶりに混ぜ物デッキとしての構築を始めました。

そして、今回一番使いたかったカードがこちら。

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PSYフレームの隠れた切り札、《PSYフレーム・オーバーロード》です。手札コストこそ必要ですが効果はフリーチェーンでの裏側除外と非常に強力。このカードを今回はデッキの根幹に据えました。

デッキの切り札と勝ち筋

オーバーロード》というデッキの根幹が決まりましたが、まだ肝心の切り札が決まっていません。そこで、フリーチェーンでの裏側除外という強みを更に活かすことが出来る相方を探したところ、思いついたのがこのカード。

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裏側除外の申し子、《No.89 電脳獣ディアブロシス》です。効果全てに裏側除外が関連しますが、中でも強力なのが3つ目のデッキ破壊効果。受けが得意で攻めが苦手なPSYフレームにおいて、相手のデッキ切れという明確な勝ち筋を与えてくれます。

また《ディアブロシス》側から見ても、相手の盤面に触れる効果を持っていないという弱点を《オーバーロード》がカバーでき、素材となるレベル7モンスターもPSYフレームで用意可能と好相性です。

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以上の点から、今回は

オーバーロード》で相手の場を荒らし、《ディアブロシス》のデッキ破壊で勝つ!

をデッキの最終目標に定めました。ここを目指して更にデッキ構築を進めていきます。

コストの用意方法

次に考えたのはコストの用意方法です。《オーバーロード》は効果こそ強力ですがそのコストは場か手札のPSYフレーム1体と決して軽くありません。

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始めは《PSYフレームロード・Λ》を3体並べて毎ターンコストにすることも考えたのですが、そちらはあまりにも手間がかかり過ぎたのとそもそもリンク素材にトークン使えなかったので没。

その代わりに、1度使ったコストをその都度回収することで毎ターン効果を使えるようにしました。そのためのキーカードが《武神姫ーアマテラス》です。

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このカードの特徴は相手ターン中にコストを用意できる点。除外ゾーンにPSYフレームギアが1枚あれば自分ターン中に特殊召喚して1回、相手ターン中に手札に加えて1回と《オーバーロード》を2回起動できます。コスト無しの状況から2回起動できるのはこのカードならではの強みです。

2体のエクシーズ召喚方法について

コンボ周りについては固まってきましたが、そもそも《ディアブロシス》や《アマテラス》の出し方についてはこの時点まで全く決めてませんでした。どちらもレベル帯、必要な素材数が異なっています。

そのため、今回はまずランク7と出しにくい《ディアブロシス》を出せるギミックを探し、そこに《アマテラス》用のランク4出張を採用することにしました。そして見つけたのがこのテーマ。

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なんか2体とも出せるテーマがありました。

元々超量にはランク7がいるので《ディアブロシス》は問題なし、更に《アマテラス》も《アルファン》を特殊召喚できれば確定でX召喚可能です。また、超量を使うことでランク5とランク3も立てられるようになった結果、このカードも採用できることに。

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実は《ディアブロシス》のデッキ破壊効果は、相手のデッキ枚数<相手の裏側除外枚数だと発動できないという弱点があります。そこで、わずかに残った相手のデッキをこの《ドボクザーク》で削り切ることにしました。

その他のカード

これでデッキのメインエンジンも決まり、後は補強のためのパーツを採用するだけです。

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まずは、超量以外のX素材要因としてヴァレットを採用しました。ヴァレットにもレベル7と4が存在するため、《クイック・リボルブ》から状況に合わせたモンスターを展開できます。特殊召喚手段が多いので、超量に召喚権を割けるのもこのデッキと好相性です。

 

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また、このデッキならではの動きとして《ヴァレット・リチャージャー》で《ディアブロシス》を蘇生するムーブがあります。ディアブロシス》のデッキ破壊効果はX素材が無くても発動できるので、蘇生する価値が非常に大きいです。

 

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《竜の霊廟》は《クイック・リボルブ》同様にX召喚の補助役として採用しました。このデッキで墓地へ送るのは主に次の2体です。

 

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このカードを墓地へ送り、デッキからヴァレットをサーチします。ここでレベル7のヴァレットをサーチすることで手札と墓地にレベル7が揃うので、《武神姫ーアハシマ》からランク7に繋げることが可能です。他のランクは出せるけど、ランク7は出せない場合に役立ちます。

 

そして、もう1枚はこのカード。

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LPを半分支払う必要があるものの、お手軽にレベル7のシンクロ召喚が可能です。また、場を離れるとデッキに戻るデメリットも《竜の霊廟》が腐らなくなるメリットになります。状況に応じて上記2種を使い分けましょう。

 

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オーバーロード》を墓地へ送り、PSYフレームカードをサーチするために採用しました。その際に《PSYフレームギア・α》をサーチすることで、《オーバーロード》自身も手札に加えることが可能です。

 

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先ほどの《デストルドー》から出す先のレベル7シンクロ。このカードでデッキから《超量士ブルーレイヤー》特殊召喚《超量士ホワイトレイヤー》をサーチ、その後《ホワイトレイヤー》を特殊召喚することでランク7のX召喚が可能です。

また、墓地に送られた場合の効果で除外されている《PSYフレーム・ドライバー》を回収するなど、ただのランク7要員以上の仕事をしてくれます。

悩んでいる点

ここからはこのデッキの改善点、悩みについて解説していきたいと思います。

①超量が強いだけな気がする

超量を使うならということでとりあえずEXに入れている超量獣が強すぎます。何なら手札次第で先行1ターン目から《超量機神王グレート・マグナス》が出る始末。このままだと《ディアブロシス》を出す前に勝負が決まりそうなので、何か別のモンスターを採用したいです。

②アルファンの出し方

一応このデッキのXモンスターは《グレートマグナス》を除けば《アルファン》特殊召喚から全て出せるのですが、その特殊召喚手段がまだ決まっていません。

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一応現段階では《二重召喚》で追加の召喚権を増やすことで《アルファン》を疑似特殊召喚していますが、これ以外にも何か欲しい所です。

③1ターン目にやることが決まっていない

先行1ターン目を取った時に、目指したい盤面が決まっていません。今のところは《ディアブロシス》でEXをピーピング破壊していますが、他にもっといい動きがあるような気がします。

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おそらく《クロノダイバー・リダン》+《PSYフレームロード・Λ》でPSYフレームの準備を進めるのが一番良さそうなので、そちらに寄せてみるのもいいかもしれません。

④除外方法を増やすべきか

今のところ、裏側除外手段が《オーバーロード》と《ディアブロシス》しかいません。一応これでもデッキは回るのですが、更にデッキ破壊要素を強めるため新たな除外手段を採用するか検討中です。

ただ、既にデッキ枚数が50枚近いので、新たに採用する場合はあまり多く枠を取れないかもしれません。

⑤デッキ名

全く思いついていません。いい名前募集中です。

 

終わりに

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という訳で、《ディアブロシス》デッキの備忘録でした。ちなみに、何度かこのデッキを使っていますがまだデッキ切れで勝ったことはありません(流石に毎ターン《オーバーロード》決まれば殴って勝てるので・・・)。でも、相手のデッキを機能不全にまで追い込める《ディアブロシス》はやはりこのデッキの切り札です。

また、今回は意図的に普段の記事とは異なる書き方にしてみましたが、いかがだったでしょうか?前の方が読みやすいとか、備忘録ならこのスタイルでもいいとか、どんなことでもいいので感想聞かせてもらえると助かります。

それでは、今回の備忘録はここまで。次の記事でお会いしましょう!