くず鉄収集所

遊戯王のあれこれを徒然なるままに書き下ろしていくブログです。

デッキ紹介【影虹の架け橋】

始めに

皆さんこんにちは、Feです!

卒業シーズンを迎え、身の回りの環境が大きく変化する時期ですね。私も現在リアルの方で大きな変化が起こっていますが、何とかブログの方と両立していきたいと思います。

さて、今回紹介するのは前回の備忘録で紹介していた《EM五虹の魔術師》を活用したデッキになります。あれから調整を重ね、納得のいくデッキになったのでデッキ紹介記事としても書き上げました。なので、まだ前回の記事を読んでいないという方は前回の記事を読んでから今回の記事を読むことをおススメします。

 

fe65282903.hatenablog.com

 

それでは、デッキ紹介に行きましょう!

 

 

デッキレシピ

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このデッキの主役

今回のデッキの主役はこのカード。

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《EM五虹の魔術師》です!このカードの持つセットカード0枚時効果と4枚時効果のどちらも活かせるようなデッキを目指してデッキ構築を始めました。狙いたい動きは前回の記事で紹介しているので、今回は簡単に説明させていただきます。

4枚時効果について

セットカード4枚を揃えるために注目したのがこのカード。

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《ハイレート・ドロー》などの墓地からセットされる魔法、罠です。これらのカードを駆使してセットカード4枚を達成しようという目論見です。

このプランの利点は《五虹の魔術師》の間接的なサーチを兼ねている点。《五虹の魔術師》はモンスター効果で魔法、罠がセットされると墓地からPゾーンに置かれるので、これらのカードとまとめて墓地に送ることでセットカードと《五虹の魔術師》を同時に用意することが出来ます。

 

0枚時効果について

《五虹の魔術師》でのロックを狙うためには相手のセットカードを処理していく必要がありますが、そのために採用したのがこのカード。

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条件は厳しいですが、フリーチェーンでの墓地肥やし&対象に取らない破壊とこのデッキと相性抜群の効果を持っています。これで相手がセットしたカードを根こそぎ破壊していきましょう。

 

そして、もう1つ採用したのがこのカード。

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相手の魔法罠ゾーンを使用不可にして、セットする行為そのものを封じます。また、セットだけではなく相手は魔法も発動できなくなるので《五虹の魔術師》の弱点だった魔法による除去を防ぐことも可能です。肝心のエクシーズ素材の補給方法ですが、そちらは追々解説します。

 

各テーマについて

ここまでは前回の時点で決まっていましたが、ここからは実際に採用されたテーマとその採用理由について説明したいと思います。

 

①ジェネレイドについて

まず、最初に採用したテーマはジェネレイドです。その1番の理由がこちら。

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ジェネレイドの根幹となるカードですが、それ以上に重要だったのが

「モンスターカードを使わず展開を行える」

ことです。このデッキは《ハイドランダー》を採用する関係上、展開の初動となるモンスターを複数枚採用することが出来ません。そのため、フィールド魔法1枚で展開を完結できるジェネレイドはハイランダーに近づけたい今回の構築にピッタリでした。

 

また、②のトークンを特殊召喚する効果もこのデッキでは重要になります。

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それがこの《クリフォート・ゲニウス》です。リンク先にジェネレイドトークンを2体特殊召喚することで《ハイドランダー》をサーチできます。《ゲニウス》と《王の舞台》が残れば次のターン以降も安定してこの動きが狙えるのは嬉しいですね。

その他にもジェネレイドは、

・余ったトークンを《ハイレート・ドロー》でドローに変換できる。

・ジェネレイドモンスター自体がピン挿しでも機能しやすい。

など、このデッキと噛み合う部分が非常に多い、このデッキの柱となるテーマとなっています。

 

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 採用しているジェネレイドモンスターはこちらの3体。《轟の王 ハール》は《サイクロン》などの相手の魔法罠による除去への対策として、《虚の王 ウートガルザ》は相手のセットを除外するために採用しました。

《死の王 ヘル》だけは少し特別で、繰り返し使えるジェネレイドの特殊召喚要因としての意味合いが強いです。このデッキはジェネレイドが3体しかいないので《王の舞台》のリクルート効果が最大で3回しか使えません。しかし、このデッキは②のトークン生成効果を何度も使いたかったので、毎ターンジェネレイドを特殊召喚できる《死の王 ヘル》を採用しました。

 

②マシンナーズについて

ジェネレイドの項目で触れた《クリフォート・ゲニウス》をリンク召喚するための機械族テーマとして採用したのがマシンナーズです。このテーマの強みは《機甲部隊の再編制》1枚から展開が可能な点。

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このカードを使った理想的な展開例がこちら。必要なカードは《機甲部隊の再編制》と手札コストの2枚です(画像では五虹になっています)。

 

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①《機甲部隊の再編制》を発動。手札を1枚捨てて、《マシンナーズ・ギアフレーム》と《マシンナーズ・アンスクラペア》を手札に加える。

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②《アンスクラペア》の①効果によって自身を特殊召喚、その後②効果でデッキから《マシンナーズ・カーネル》を墓地へ送る。

 

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➂《ギアフレーム》を召喚、効果でデッキから《マシンナーズ・パゼストレージ》を手札に加える。

 

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④2体で《クリフォート・ゲニウス》をリンク召喚

 

この動きに《王の舞台》を組み合わせることで、次の相手ターンに《ハイドランダー》のサーチが可能です。また、《ゲニウス》が破壊されることによって墓地の《マシンナーズ・カーネル》特殊召喚されるので、更に相手にプレッシャーを与えていけます。

次のターン以降は先ほどサーチしていた《パゼストレージ》からランク4に繋いできましょう。

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その他にもマシンナーズ自身が墓地肥やしとの相性がいい、魔法カードが初動になるのでモンスターがピン挿しでも問題ない点が、マシンナーズを採用した理由となっています。

 

➂紋章獣について

紋章獣を採用した1番の理由はこちら。

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このデッキのもう1つの勝ち筋である《トレスラグーン》のルートで、エクシーズ素材を補充するために採用しました。紋章獣というテーマがランク4のエクシーズ召喚が得意な点でも噛み合いがいいですね。

 

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《ツインヘッド・イーグル》の効果を使うには自身と素材にするための紋章獣の合計3体が必要ですが、その準備は《No.18紋章祖プレイン・コート》を墓地に送れば準備が整います。このカード自身はレベル4モンスターを2体並べればエクシーズ召喚可能なので、紋章獣以外のギミックから紋章獣にアクセスするのも容易です。

 

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《プレイン・コート》から墓地に送る紋章獣は主にこの2枚。《紋章獣レオ》で《ツインヘッド・イーグル》をサーチすることで3体の紋章獣を用意することが出来るほか、《紋章獣ユニコーン》で墓地の《プレイン・コート》を蘇生することで各種素材に活用できます。

 

また、このデッキにはマシンナーズ以外の初動として、《顕現する紋章》を採用しています。

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紋章獣を2体用意できるので、《ツインヘッド・イーグル》のための紋章獣を調達できる他にも、特殊召喚が2体同時であることを活かして《ゲニウス》のトリガーにもなります。ただし、似た効果の《高等紋章術》は2体特殊召喚した後にエクシーズ召喚を行う処理が挟まるので、《ゲニウス》のサーチ効果はタイミングを逃して使えないので注意しましょう。

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ちなみに、紋章獣を採用している理由としては上記の《トレスラグーン》の素材補給以外にも、展開に使える強力な魔法を多く有しているのでいざという時に《五虹の魔術師》のセットカードの役割を果たすためでもあります。

④オルフェゴールについて

オルフェゴールは《エターナル・カオス》で《五虹の魔術師》と一緒に墓地へ送る闇属性モンスターとして採用しました。

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何とこのカード1枚から《五虹の魔術師》の用意とオルフェゴール展開を同時に行う事ができます。それがこちら。

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①《エターナル・カオス》発動。デッキから《オルフェゴール・ディヴェル》と《五虹の魔術師》を墓地に送る。

 

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②次のターン、《ディヴェル》の効果を発動しデッキから《宵星の騎士ギルス》特殊召喚。《ギルス》の①効果でデッキから《オルフェゴール・スケルツォン》を墓地へ送る。

 

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➂《ギルス》の②効果で星遺物トークンを特殊召喚、2体で《オルフェゴール・ガラテア》をリンク召喚。

 

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④《ガラテア》効果を発動。《ディヴェル》をデッキに戻し《オルフェゴール・クリマクス》をデッキからセット。《クリマクス》がセットされたので墓地の《五虹の魔術師》の効果を発動しPゾーンに置く。

ここから《ガラテア》に重ねて《宵星の機神 ディンギルス》をX召喚すれば相手のセットを除去しつつ、《五虹の魔術師》を効果破壊から守ることが出来ます。また、このまま《クリマクス》でのカウンターを狙いつつ、墓地効果で《ハイドランダー》をサーチするプランへ移行するのも強力です。 

スプリガンズについて

マシンナーズの初動を引けていない場合に、ランク4のエクシーズ召喚から《ゲニウス》へと繋ぐために採用しました。そのキーカードがこちら。

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任意のレベル4モンスター2体からエクシーズ召喚でき、②効果で相手ターンに《鉄駆竜スプリンド》を墓地へ送ることによって、フィールドに任意のスプリガンズと《メリーメイカー》が並べることが可能です。

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この時に①効果で墓地へ送るカードを《スプリガンズ・ブラザーズ》、《スプリンド》の効果で特殊召喚するカードを《スプリガンズ・ロッキー》にすることで、場に《ロッキー》、手札に《ブラザーズ》が揃います。すると、《ブラザーズ》効果で《ロッキー》蘇生、《ロッキー》効果で《ブラザーズ》回収となり、結果的に《ブラザーズ》を疑似的な無限手札コストとして運用することが可能になります。

 

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また、上記の状態から《ブラザーズ》と《ロッキー》で《ギアギガントX》をエクシーズ召喚、効果で《惑星探査車》をサーチした後に《メリーメイカー》と《ギアギガントX》で《プラチナ・ガジェット》をリンク召喚し手札の《惑星探査車》を特殊召喚することで《王の舞台》にもアクセスできます。デッキ内のほとんどのギミックにアクセスできるこのデッキの潤滑油的な役割を果たしてくれるテーマです。

 

その他のカードについて

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《エターナル・カオス》で墓地に送る《五虹の魔術師》以外の光属性モンスターとして採用しています。

このカードの主な役割は自分フィールドのカード枚数を減らすこと。実は《トレスラグーン》の魔法罠ゾーンの封鎖は相手フィールドのカード枚数が自分フィールドのカード枚数より多い場合にしかできません。そのため、自分フィールドのカードを減らしつつエクシーズ召喚のためのレベル4モンスターを用意できる《シラユキ》は《トレスラグーン》との相性が抜群です。

また、コンボ以外にも余ったジェネレイドトークンを除外して特殊召喚したりと色々と小回りの利くモンスターとなっています。

 

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《ゲニウス》のサーチ効果を発動するために《王の舞台》以外のトリガーが欲しかったので採用しました。このカード1枚でフィールドに5体のモンスターを用意できるので《シラユキ》や《ハイレート・ドロー》との相性が非常にいいです。

また、カバートークンを特殊召喚すると相手はカバートークン以外のモンスターを攻撃できなくなるので、《ハイレート・ドロー》でトークンを全て破壊すると相手はこのターン中にモンスターを攻撃できなくなります。ただし、攻撃対象にできないのはモンスターだけなので、ダイレクトアタックは受けてしまう点は要注意です。

 

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このデッキには通常罠が多く採用されているので《トラップトリック》も非常に強く使うことが出来ます。《迷い風》などの妨害罠はもちろん、《王の襲来》を持ってきてジェネレイド展開に繋いだりと状況に合わせた罠をデッキから持ってきましょう。

また、効果でデッキから罠をセットするので《五虹の魔術師》をPゾーンに置くためのトリガーとしても使えます。このカードでデッキから《砂塵の大嵐》をセットして墓地の《五虹の魔術師》をPゾーンに置き、持ってきた《砂塵の大嵐》で相手のセットカードを破壊する動きが非常に強力です。

 

エクストラデッキのモンスターについて

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サイクロン内蔵のモンスター。《五虹の魔術師》のロック効果を適用するためにも、魔法罠を破壊できるカードは多めに積んでいます。素材の縛りも無いので、《高等紋章術》から特殊召喚する先としても最適です。幻竜族なので《マシンナーズ・アンスクラペア》や《顕現する紋章》を使ったターンは特殊召喚できないので注意しましょう。

 

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ランク4のエクシーズモンスターを地属性、機械族に変換できるカード。素材を使いきった《竜巻竜》や《紋章獣ユニコーン》の効果で墓地から蘇生した《No.18紋章祖プレイン・コート》などに重ねて使うことがメインです。

《ゲニウス》のリンク素材に使う他、地属性機械族なので自爆特攻から《マシンナーズ・カーネル》の蘇生に繋ぐことも可能です。また、《五虹の魔術師》のロックが適用されている場合、相手はモンスターをセットすることが多いので、貫通効果も地味に役立ちます。

 

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《高等紋章術》で出せる縛りのないランク4モンスターとしての採用です。《五虹の魔術師》はフィールドで発動するモンスター効果を止めることは出来ますが、それ以外の墓地や手札で発動したモンスター効果を止めることが出来ません。そのため、《五虹の魔術師》で対応できない墓地効果に対して非常に強いこのカードを隣に並べる事によって、さらに強固なロックをかけることが可能になります。

 

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このデッキのロマン枠。蘇生が容易な《プレイン・コート》の他にも、スプリガンズや《ディンギルス》など場持ちの良いXモンスターが多いのでXモンスター3体を揃えるのは不可能ではありません。

セットカードを《竜巻竜》のエクシーズ素材にしながら蘇生することで、相手のセットカードを2枚処理したり、《ダイガスタ・エメラル》でドローしたりと用途は様々です。また、この効果を発動したターンは相手に与えるダメージが半分になりますが、《五虹の魔術師》の4枚時効果が適用されている場合は実質的にそのデメリットを無視できます。効果、攻撃力共に申し分なく出せればこのデッキのフィニッシャーとして活躍してくれます。

 

採用を検討したカード

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相手のセット抑制、伏せ除去、墓地回収とこのデッキと相性のいい効果を3つも持っています。また、エクストラデッキを多用するデッキでもないので自分にかかるデメリットが大きくないのも利点です。

ただ、永続魔法なので自分の魔法罠ゾーンを圧迫するのが難点です。1枚ぐらいは採用してもいいかもしれません。

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カードというよりも、「アンデット族」のギミックも採用を考えていました。墓地肥やしとの相性がよく、「アンデット」魔法罠は除外されているアンデット族をデッキに戻しながら墓地からセットできるので、より積極的に《五虹の魔術師》の効果を狙いにいけます。他にも《ゾンビ・マスター》でランク4が簡単に立ったり、《死の王 ヘル》がアンデット族サポートなのも好相性でした。

ただ、初動の展開となる《不知火の隠者》&《ユニゾンビ》などを複数枚採用できないのが厳しく、中々安定しなかったので今回は採用を見送りました。

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《クリフォート・ゲニウス》からのサーチ先として採用を検討していました。攻守が同じ数値のモンスターをサーチ可能なので、マシンナーズ展開から《ハイドランダー》と《五虹の魔術師》のどちらにもアクセスできるようになるのが強力です。また、➂効果も《シラユキ》などでカードを除外するので、その再利用手段としても活用できます。

抜けた理由は出しづらさですね。アンデット族が採用されていた時期は除外する機会も多かったのですが、現在は《シラユキ》以外に除外するギミックが少ないのでそもそも出すことが難しくなりました。また、《五虹の魔術師》以外の相性のいいサーチ先がいなかったので、実質専用サーチになっていたのも抜けた要因の1つです。

 

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手札誘発兼展開要因として採用していました。このカードはジェネレイドとの相性がよく、リクルート先がテーマ内に4体存在するだけでなく《王の舞台》をトリガーに手札から特殊召喚できたりと非常に噛み合いが良かったです。

他にも《エターナル・カオス》で墓地へ送る闇属性として《妖醒龍ラルバウール》を採用していた時期は、攻守0/0の《ラルバウール》を特殊召喚し効果でデッキから地属性、機械族のマシンナーズをサーチするなどしていました。

抜けた理由は採用するジェネレイドが減り、対応しているのが《ハール》だけになってしまったからです。 最終的には《機巧牙》と一緒に抜けていきました。

 

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ジェネレイド2体で出せるランク9として採用を検討していました。バックを厚く構えるデッキなので、②のドロー効果で罠を引き込もうという算段です。

また手札&フィールドのカードをエクシーズ素材にする効果も、場を離れると除外される再セットした《ハイレート・ドロー》や、EXデッキに送られる《五虹の魔術師》を素材経由で再び墓地へ送るための手段として使えます。

抜けた理由は単純にジェネレイドが2体並ぶ状況が少なかったからです。もう少しジェネレイド要素を濃くすれば十分に採用圏内です。

 

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《メガトンゲイル》を更に出しやすくするために採用していました。Xモンスターならランクを問わず出せるので、《ヴェスぺネイト》蘇生から自爆特攻で疑似的にレベル5以下の蘇生札としても使えます。

抜けた理由は枠が無かったのと、いなくても《メガトンゲイル》が出せるからです。ただ、《メガトンゲイル》は出せれば非常に強力なので未だに採用を迷っている1枚だったりします。

終わりに

いかがだったでしょうか。《五虹の魔術師》の魅力を100%引き出せるデッキになったのではないかと自負しています。

デッキの動きとしては基本的に《五虹の魔術師》&《ハイドランダー》で制圧し、あわよくば《トレスラグーン》を狙う、といった形で落ち着きました。ただ、《トレスラグーン》のロックは決まれば相手は何もできなくなることがほとんどなので、毎回安定して決まらなくてむしろ良かったと思っています。

 

そして、今回のデッキ名【影虹の架け橋】ですが「影星軌道兵器」と「五虹の魔術師」から影と虹を取り、1つのテーマが他の多くのテーマとのシナジーを持っているデッキの動きを「架け橋」で表現しました。読み方はそのまま「えいこうのかけはし」です。あと、細かいポイントとして《五虹の魔術師》が主役なので「虹を架ける」意味も持たせました。本当に細かい点ですが。

 

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そして、今回の素敵なサムネイルも神威紗鳥(さとっぴ)さんに作っていただきました!本当にありがとうございます。

 ↑さとっぴさんにサムネイルの依頼をしたい方はこちらから!

 

note.com

↑さとっぴさんのブログはこちらから。面白いデッキがたくさんあります!

 

前回備忘録で紹介したときはデッキとしてまとまるか不安でしたが、結果としてうまくデッキにまとまりホッとしています。こういう形にするとデッキの変遷もわかっていいですね。これからは、デッキ紹介以外の記事も積極的に発信していきたいと思います!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!